いらないモノを捨てるバカ③
ネットオークションで何が売れるんですか?
ってよく聞かれます。それに対して
基本、なんでも。
と答える私。もちろん、出品してはいけないモノが決められているし、社会的、道徳的にどうかと思うものは判断していただいたいのですが、それ意外であれば出品することは可能です。で、その中には「こんなの売れっこないよ」って思うモノもあるはずですが、それが売れたりするわけです。たとえば、壊れた家電とか使いかけの化粧品はけっこう驚かれるのですが、まだまだ序の口。使用済みの割り箸とか、インクのカートリッジ(空っぽ)、使用済みの歯ブラシ(掃除に使うみたいです)なんかも取引されています。こういったモノは、普通に考えればゴミ箱行き。でも、見方を変えると立派な出品物になるわけです。
いらないモノを捨ててしまう人の多くは、「不要品=ゴミ」と考えています。だから、捨てることしか頭にないわけです。あるいは、「売れるわけがない」という固定観念も出品の邪魔をしていて、実はこういった思い込みがひとつの壁になっているのは間違いありません。
だから、私は言いたいのです。
あなたにとっての不要品は、他の誰かにとっては必要なもの
そして、大切なのは、実際に売ってみるという経験です。出品する前から、なぜ売れないとわかるのか?という話で、私も「これ売れますかね?」と聞かれると「やってみないとわかんないですよ」と答えるくらい、市場は動いているわけです。(もちろん、ほぼ100%売れますと言えるものもありますけど)1ヶ月前に出品したときには落札されなかったけど、今回は落札された、なんてことはザラです。オークション市場は、常に入れ替わりが起きているし、季節やイベントがあるかどうかによっても落札されるものが変わります。そんなわけで、1回やってダメだったから諦めて捨てちゃうっていうのも、非常にもったいないことかなと。